2009年2月21日土曜日

出張ラッシュ

ここのところ出張ラッシュでした。今年に入ってからの出張を記録しておくことにします。
1/5-6 大阪
1/20-21 京都
1/29-30 大阪
2/1-2 福岡
2/4-5 京都
2/5-6 名古屋
2/9-10 京都
2/15-16 大阪
2/17-18 仙台
2/23-24大阪

疲労というのは移動距離に比例するという話を聞きました。移動時間よりも移動距離が肝らしいです。2月だけでも相当移動しているので、疲労がたまってい
るかもしれません。ホテルで宿泊するのは多少ストレスになっているかもしれませんが、私は出張好きなので気にならないですね。

大阪に行く機会が何度かあったのですが、大阪駅のちょっとはずれにあるホテル阪神は、広いサウナと温泉があって最高。大阪に行くときには今後はホテル阪神を使うつもりです。

写真は福岡の櫛田神社、名古屋の駅中のスタ
バから見たモード学園ビル、仙台に行ったときに立ち寄った東北大学の食堂と、ホテル阪神の前にある不可解な巨大アート。

ベンジャミン・バトン

2/11に、観たい観たいと思っていた、「ベンジャミン・バトン」を観てきました。私はブラッド・ピット大好きなので、彼が出演しているだけで満足なのですが、いい作品でした。デヴィッド・フィンチャーの作品は暗い、よくわからない、ってことが多いのですが、この作品のメッセージはわかりやすかった。まあ暗いのは暗いんですが。

老人の姿で生まれたベンジャミンは、幼いころから長くは生きられないと言われ続け、また老人ホームを営む家で育ったため、身近に死を感じるところにあったし、作品中でも人が死にまくります。たくさんの死に立ち会うベンジャミンは意外と淡々としていて、それがいっそうそのシーンを引き立てます。

ベンジャミンはヒロインのデイジーを生涯愛し続けるのですが、二人の関係が切なく考えさせらます。普通、恋愛や結婚だけでなく、すべての重要な縁というのは、それぞれが自分の人生を歩んでいて、どこかでその道がぶつかり、癒着して二人の道になっていくものです。ただ老人で生まれどんどん若くなるベンジャミンにとっては、他のすべての人と逆向きの道を歩いているようなものです。皆が老いていく中で若返るわけですから、ベンジャミンの人生と他の人の人生は交差するしかありえないし、深い関係を築ける期間はほんの一瞬になります。

デイジーとはずっと一緒にいるのですが、人生が90年とすると、デイジーと近い年齢になれるのは45歳くらいのときのほんの一瞬なわけです。ベンジャミンはそれくらいの年齢のときに、鏡に向かってデイジーと肩を組み、「この姿を覚えていよう」と言うのですが、素晴らしいシーンですね。ベンジャミンのような境遇でないにもかかわらず、自分は多くの出会いをただの交差点にしてしまっているなぁと反省です。

ケンカばかりのテーブル・マナー

2/8には、劇団をやってた友達に誘われ、いわゆる演劇を見に行きました。ミュージカルは観たことありますが、劇は初めて。

新宿の紀伊国屋サザンシアターでやってた、松尾貴史主演、「テーブル・マナー」という作品です。三人の兄妹とその夫・嫁・恋人をあわせた6人が、ある週末に兄妹の実家に集まり、ユーモアたっぷりにケンカしまくる内容です。小さなステージを6人が駆け回り、カラッと笑えて楽しかったです。

それにしても役者というのはプロですねー。ミスをしないというのはもちろんですが、動きが自然すぎていつの間にか引き込まれます。発声もすばらしい。ライブ感たっぷりで映画よりおもしろい。できればもう少し前の方の席だと、細かい表情とかも見えてよかったなと思います。

友達の話によると、この作品は松尾貴史が出てるということでもわかるとおり、かなりレベルの高い役者がやっていて完成されてるとのこと。荒削りな若手役者の劇もまた違う面白さがあるとのことなので、ぜひ観てみたいです。

その友達も演劇やったりしているのを聞いて、私も劇を見るという受身の姿勢ばかりでなく、「自分から何か発信しなければ」と焦りを感じてしまいました。

次世代アートはインタラクティブ

2/7の午後、六本木の新美術館でメディアアート展というのがあったので遊びに行ってみました。アニメーションとか、ゲームとか、そういうメディアコンテンツによるアートをたくさん展示していて、わかりやすいおもしろさでした。インタラクティブなアート(たとえば人間の動きを感知してアニメーションが動くとか、あるいはゲームとか)などは特に盛況でした。入館無料ということもあり、大盛況で歩くのも大変。話題のWii-FitやTENORI-ONなんかもありましたね。

会場で、会社に同期で入社した友達、今はITベンチャーに転職した友人に偶然会いました。どうやら、今回の展示でも盛況だった、「天井から地面にプロジェクターで映した映像と、みんなが持っている携帯を連携させて、魚釣りをするゲーム」の製作に関わっていて、担当者として来たとのこと。面白いことやってるなぁと感動してしまいました。

ちなみに写真は「風の音楽 ephemeral melody」という作品。シャボン玉を金属の棒に向かって大量に噴出し、金属の棒にあたってシャボン玉がはじけることで音楽(?)を奏でるというアートです。わかりやすくておもしろい。

久しぶりのスケート

1/31、かなり久しぶりにスケートをしました。高田馬場にある、セイコーのスケートリンクです。十数年ぶりかのスケートでしたが、案外うまくできました。コツだけ記録しておきます。

慣れないうちは転ばないように、内股、つまりスケート靴の刃が外側に向きがちです。ただ、それではまともに滑れません。スケート靴の刃の「上に乗る」感覚で、内股を矯正すると、スーっと滑れます。内股だと、片足で蹴って両足で滑ることしかできませんが、スケート靴の刃に乗り、体重を真下にかけられるようになると、片足ずつ、スー、スーっと滑れます。

筋力も必要のようで、私は右足は容易にまっすぐにできるのですが、左足は内股になりがちでした。これは両足の筋力が左右でバランス取れていないからだと思います。

スケートをすると、地上の歩き方も矯正されます。姿勢をよくし、両足への体重のかけ方を均等にするのにスケートは効果的だと思いました。

都内テニス

1/24、2/7の土曜は、会社の先輩たちと都内でテニスをしました。ひとつだけまた新たなコツを見つけたので記録。

サーブのとき、グリップを短めに持つとラケットのコントロールができ、縦スピンがかけやすいということ。打点を高くするためにグリップエンドを握ると、サーブのときに手首が使えなくなるためフラットしか打てず、コントロールもしにくい。

このコツの発見のおかげでファーストサーブの確率がかなりあがって調子よかったです。