2009年5月31日日曜日

テニス部合宿

土日で、会社のテニス部の合宿で河口湖畔に行ってきました。あいにくの天気ではありましたが、それなりにテニスもできました。テニスで覚えておきたい点は以下のとおり。

・テイクバックでラケットを立てる癖をやめる。ラケットを立てると力が入りすぎる。
・厚めのグリップで、テイクバックはフェイスを地面に向かせたままシンプルに引く。
・フォアもバックも、しっかりひざを曲げて、曲げたままスイングする。頭を動かさない。
・サービスはトスを前に。ひざを伸ばしたままだとサービスが入らない。屈伸させる。
・セカンドサーブはアンダーサーブでもよい。そこそこうまい人でもアンダーでやる人もいる。
・ストロークもサーブもハードヒットの必要はない。ゆっくりコースを狙う。
・ボレーはできるだけ顔の近くでキャッチする。

疲れてしまい打てば打つほど下手になる状況でストレスがたまりました。特にヒザがグラグラして、足がしっかり地面をとらえていない。走りこみしないとテニスでもまともに動けないし、ボールをとらえられないし、ボールが前に飛びません。足腰をつくらないとと本当に思いました。スクールにも通うしかないかな。
自己流ではこれ以上無理な気がします。

夜中は若手たちが盛り上げてくれて、ここ数年でも一番くらいおもしろい企画でした。異様に盛り上がりましたね。

夜中に飲み会を抜け出し、仲間と近くのコンビニまで散歩。周りが暗いので、星空がきれいに見えて感動しました。夏を先取りすべく、コンビニで花火を買って今年初花火を楽しみながらうろうろしていました。

今日は朝から試合でした。今回はミックスが多くて新人や後輩と組んでの試合は楽しかったですね。ただいずれにしろボールを全然うまく捉えられていなくて、ラケット面がふらふらしていてショートもアウトも多かった。全然ダメですね。苦手だったトップスピンは、少しかけられるようになってきましたが。

帰りは近くの温泉を楽しみ、河口湖にあるダーツバー「HE&SHE」でダーツを楽しみました。いろいろ教えてもらいました。コツは以下のとおり。

・肘から先は地面と垂直にする。縦にぶれるのはよいが横にぶれるのはダメ。
・テイクバックを水平にし、水平に投げる。
・投げた後は腕を投げる方向にピンと伸ばす。手のひらは下に向くように。
・左手は矢をもっていてもいなくても腰の辺りにステイ。
・左手の矢を右手で取るときも的から目を離さない。
・3本とも同じスポットを狙う。3本投げ終わるまで特定のスポットに目線を釘付けにする。
・狙うスポットを効き目だけで凝視する。
・矢を3本なげたら、ボタンを押してから矢を引き抜く。
・20のトリプルはミスすると1点か5点になるので、点数が欲しいときはBULLを狙う。

ダーツはかなり難しいですね。でも一緒に行ったメンバーや、ダーツバーの店長は信じられないくらいうまくて驚きました。なんであんなに思ったところに行くんだ?

くたくたで帰ってきました。明日は仕事になるかな・・・

2009年5月17日日曜日

札幌を満喫

先週は週の半分が出張で、木曜から京都で、関空経由で札幌に入り、昨日東京に戻りました。京都はしょっちゅう行っているので特に何もありませんでしたが、札幌はあまり行ったことがなかったので楽しかったです。仕事上お世話になった方がいま北海道大学で教授をしており、昨日は土曜ということもあって、ご夫妻で半日札幌を案内してくださいました。

藻岩山から札幌前景を眺め、そのあと市街地をドライブし、北海道大の中を散歩しながらご案内していただき、昼食を食べてお土産を買い物して帰りました。

札幌は190万人を超える市民を抱える巨大都市。藻岩山山頂から全景を俯瞰すると、昨日は快晴だったということもあり、都市に住宅街、市内を流れる豊平川、日本海、まだ雪が残る山々と、味わい深い風景が眼下に広がり、日差しはありながらからっと涼しい気候も影響してか非常に気持ちがリフレッシュされました。

街中をドライブしていると、ニューヨークや京都などと同じように碁盤の目に区画され、非常にわかりやすい。屯田兵制の名残でしょうね。町並みは近代的で何でもありますが、大通公園(雪祭りが行われるところ)が人々の憩いの場になっていていい感じ。

北海道大は国立大の中でも最大の敷地面積らしく、確かに土地の使い方が贅沢。今の時期、よさこいソーランの練習をする集団がそこここに見られ、声をはりあげて(ほとんど絶叫といってもいいほどに)必死に練習する姿に心が洗われます。

また、芝生の上には至る所でビニルシートが敷かれ、バーベキュー(北大では「ジンパ」:ジンギスカンパーティと呼ばれるように、羊肉です)の準備がされています。学生生活を満喫していて楽しそうです。飲みに行くのと同様の気軽さで、彼らはバーベキューをするようです。そのため生協には羊肉、野菜等がセットになったパーティセットが売られていたり、ビニルシートやバーベキューセット一式を借りられるようになっていたりするとのことでした。


その後北大を後にし、札幌駅周辺で寿司を食べたのですが、駅周辺は尋常じゃなくショッピングスポットが集中しています。札幌の人々の需要を吸い上げるのにこれだけの物量が必要なのか?と思ってしまいましたが、札幌には車で2時間程度のエリアから人が集まり、たとえば旭川あたりからも買い物に来るということでした。消費の一大拠点である札幌は、観光地としては少し下火になってきているようですが、道内の需要を一手に吸収する場所としてはますます強大になってきているという印象です。

住むにも非常に便利そうでした。ただ、寒さがつらいですね・・・この時期でも、特に夜はスーツ姿でも肌寒く、豊平川では雪捨て(雪かきした雪を川に捨てる)が行われていたくらいです。私は何より寒さが苦手なので・・・。

帰りはロイズのホワイトチョコチップスと、花畑牧場の生キャラメルを買って帰りました。ロイズのチョコレートのチップは有名ですが、ホワイトチョコのバージョンはホワイトデー限定で出して人気を博し、普通に売られるようになったそうです。

花畑牧場のショップは想像通り大盛況で、飛ぶように売れていましたね。ただ、生キャラメルというのは製造が簡単で、原価も非常に安いことから模倣品が続出しているようです。もともと花畑牧場が考案した商品でもないようですね。花畑牧場のショップはどこも大行列とのことですが、札幌駅のショップは比較的買いやすいということで私は札幌で買いました。冷蔵用のドライアイスは新千歳空港のショップで無料で交換してくれるという裏技も伺ったのですが、空港のショップが見つからずそのまま帰ってきてしまいましたが、特に溶けたりしなかったので安心しました。正直言って想像通りの味、食感で、そんなに話題になるほど驚くようなお菓子でもなかったです。

あくまで出張で来ていたので観光したのは土曜の午前中だけでしたが、今度は夜も楽しんでみたいですね。

2009年5月11日月曜日

高速料金値下げにあやかり

高速道路が1000円になったということを記念して、世間のご他聞にもれずアクアラインに行ってみようと、今日は午後から千葉の内房に行ってきました。

内房の海岸線沿いには新鮮な魚介を安い値段で食べさせる食堂のようなお店がたくさんあり、私は中でも有名らしい、「食事処ばんや」というお店に行ってきました。確かに安くて新鮮。いかのかき揚げ丼なんてありえないかき揚げの量で、煮つけや焼き物もかなりのボリューム。

私たちは握り寿司(9カンで850円)とアジの味噌汁(1杯210円)、それからイナダの焼き物(半身
で600円くらい?)とサバの煮物(2匹で700円くらい?)、それからアジの骨の揚げ物(150円)を食べました。とにかく安いのにボリューム満点。こんな店が家の近くにあったらなぁ・・・と思ってしまいました。ただ、魚しかなくて毎日はつらいかな。デザートとか洒落たものもありません。ドライブスポットなのでしょう、車で来た家族連れだらけで、小さな子供が店の中を走り回っていました。

帰りは市原のSAで「ピーナッツソフト」なるものを食べました。言われてみればピーナッツっぽいかな・・・まあフツウです。310円のところ210円にキャンペーンされていてラッキーでした。これもご当地グルメとしてそれなりに有名みたいです。のんびり過ごした週末でした。

三度の飯より祭り好き

江戸三大祭といわれる神田祭に行ってきました。千代田区の各地域の人たちが威勢よく御神輿を担いでいて活気にあふれていました。地域によっては、子供神輿や女性神輿なんかもあって、祭りの裾野を広げ、次の世代に文化を継承する打ち手を実行しているなぁと感心しました。たくさんの見物客が来ていて神田明神は大盛況。元気でますね。

ワインの誘惑

先週京都に出張に行ったときに、会社の先輩にCoupe de wine groceryというワインバーに連れて行ってもらいました。祇園の花見小路にある、狭いながらもおしゃれで本当にワインのおいしいバーです。

先輩に高いワインをたくさんご馳走してもらいましたが、どれもこれも私がこれまで飲んでいたものとは次元が違います。ワインってこんな香り、味がするんだ・・・と感動してしまいました。今はアメリカのワイン、それもオレゴンのワインがとてもおいしいみたいですね。

いろいろと楽しんだ中でも、

・LE MACCHIOLEのPALEO
・CRISTOMのPinot Noir

は抜群でした。LE MACCHIOLEはイタリアでも注目のメーカで、トスカーナを代表する蔵らしいです。PALEOは私好みの重めのワインでした。香りだけでも後に残る。CRISTOMというのはオレゴンのメーカで、まだそれほどメジャーではないらしいのですが、非常においしいワインをつくるということでバーテンダーからお勧めされました。

Pinot Noirというのは女性的なワインで、女性に薦めるのに適しているよとアドバイスをもらったのですが、ワインに男性的も女性的もあるのか?とか思ってしまいました。ただ香りを嗅いで口に含んでみると、華やかで軽い感じが、確かに女性的な気がしなくもなかったり・・・先輩に言わせると、こんなピノ・ノワールはめったにない、とのことでした。まあ、私にはまだワインは早すぎる趣味かもしれません。

2009年5月10日日曜日

グラン・トリノ

グラン・トリノを見ました。クリント・イーストウッドの作品はどれもこれも絶賛されているのに私は実はあまり見たことがなくて、結局チェンジリングも見なかったのでグラン・トリノはぜひ見たいと思っていたのです。

内容は、アメリカの片田舎で、フォードのエンジニアを長年務めた頑固親父のウォルト(イーストウッド)が、隣に住むアジア系移民のモン族の一家と心を通わせていく話で、本当に日常の風景。人種の問題、戦争が残す傷跡、核家族化し孤独になる高齢者、若者とギャング、自動車産業が廃れ荒廃する街、などなど、考えさせられるテーマが何気ない形で盛り込まれていて、でも押し付けがましくなく、わずかにちりばめられたユーモアとともに展開される大人の映画だと思います。それに加えて、クリント・イーストウッドが映画人としての人生をどのように閉じようか逡巡している心境がそこはかとなく感じられました。淡々としていながらも、ちょっと切ないんですね。

イーストウッド扮する主人公のウォルトの味わい深さはもちろん、ウォルトと心を通わせるモン族の姉弟や、ウォルト宅にしつこく通う若い神父の荒削りさ、青さがまたたまらないですね。メジャーな俳優をキャスティングしないところがいい。起承転結のルールをオーソドックスに守り、奇をてらわずにメッセージを描く姿勢に、こういう映画もいいなぁと素直に思いました。

ちなみにグラン・トリノというのはフォード製の旧車です。この車のハンドルを、ウォルトが現役時代に取り付けた、という設定になっています。劇中に出てくるピカピカのグラン・トリノが、本当にカッコいい!

語学ビジネスをITで実現

CNETがやっているTech Ventureアワード(http://japan.cnet.com/techventure/)を読みました。

グランプリを受賞したのはランゲートという企業で、ユーザがSNS上で母国語と違う言語で日記を書き、その言語を母国語とする他のユーザがその日記を添削する、というサービス。要するに私が英語でこのブログを書き、それを英語圏のユーザが添削する、その英語圏のユーザが日本語でブログを書き、私がそれを添削する、というものです。

着想自体は全然普通ですし、私も昔から、「お互いの母国語でコミュニケートする外国人の友達がいたらいいなぁ」なんて思っていました。スタバなどでも普通に行われていますよね。ただ、そんな思い付きをSNSに仕上げ、起業してしまったというところがすごい。

こういう着想をサービスとして事業化し、そして表彰されているなんて・・・と思うと、自分にも何かできそうな、というか何かしなくてはという焦燥感に駆り立てられます。やはり外国語習得は特に日本人にとってはコンプレックスの核となりやすく、消費者の財布の紐が緩みやすいカテゴリなので、いろんなビジネスが考えられそうです。とともに、私の外国人の友達はみんな日本語ができるので、それに甘えて友達の母国語を習得しない自分を反省しました。本当に情けない・・・

ものごとは、そもそもシンプル

会社の後輩が読んでいた本のカバーがかわいかったので奪って読んでみました。

エリヤフ・ゴールドラット ”The Choice”

「ものごとは、そもそもシンプルだ」と信じることを主張しています。自然科学の分野で成果を挙げてきた筆者だからこその視点でしょうね。

・たとえば、品切れと売れ残りという問題に対して、賢い人ほど根本的な問題を「需要予測の精度向上」としてしまう。だが、これでは問題は解けない。「ものごとはそもそもシンプルだ」というレンズを通して問題にあたることで、抜本的な解決策が見えてくる。
・複雑な事象をシステムとして構造化し、根本的な問題をさぐる。現実に発生している現象の自由度はそれほど高くないことがほとんどだ。ものごとはそもそもシンプルだと信じ、掘り下げていくと、原因が収束していく。
・望ましくない状況は、「根本的な対立を解決せずに妥協した」結果であると考え、根本的な対立が何かを見出す。(たとえば、「品切れを防ぐためにたくさん注文する」VS「売れ残りを防ぐために少なめに注文する」)そしてその前提を見つけ、その前提を疑う。(たとえば、正確な数量を注文する唯一の方法は、前もって将来の需要を知ること)

・クライアントに特定の行動を提案するとき、その行動と成果の因果関係を理解してもらわなければならない。理解してもらうときには、「クライアント自身の経験」をもって検証する。そして、テストを通じてその提案の実効性を体験してもらう。
・よくできたソリューションというのは共通点がある。それは、どれもごく当たり前のことで、最小からわかっていそうなことだということ。しかし、それに気づくのは、いつもソリューションができあがってからのこと。ソリューションを完成させた後で、なぜこんな当たり前のことにもっと早く気がつかなかったのだろう、とがっかりするのが常である。

・ゴールドラット・グループのコンサルティング・フィーはクライアント企業の企業価値増加分の10%で、業績連動制をとっており、数百万ドルという契約になるのも当然である。
・ゴールドラット・グループの主催するセミナーに参加した企業は、半数程度が実際のプロジェクトのコンサルティング申し込みへとつながる。

なるほど、体系化はされておらず、ゴールドラット博士の思いつきのような本にも読めるのですが、着想として参考になる部分もありました。それにしてもゴールドラット・グループっていろんな形の「Just in Time」を、まだその手法が導入されていない企業にはめ込む、というソリューション一本なのかな。Just in Timeの導入は簡単なことではないだろうし、結果としてゴールドラット・グループは反映しているのだから、もちろん問題はありません。この本の中のわずかな事例だけで判断するのは早計ですが、問題解決というよりは、ソリューションプロバイダのようにも思えます。

借りた本なので、早く返さないと。

中国とつきあうには

たくさん本は読んでいるのですがブログにアップするのが手間でサボってしまっていました。

高橋基人 ”中国人にエアコンを売れ!”

ダイキンの中国ビジネスを立ち上げ軌道に乗せた人の本です。中国ビジネスの裏話が満載で本当におもしろく、よい本です。が、腹芸、寝技、袖の下のオンパレードで、真似するのは若造には無理だな・・・。たくさんのノウハウが書かれていますが、人脈と情の世界をどう制するかという話なので、もっともっと修行が必要そうです。

中国ビジネスのコツ
・ビルの建築時に「ダイキン」の名前を設計図に入れてもらうため、中国建設設計院を徹底的に囲う。囲い方は一緒に酒を飲む、旅行をする、とにかく人間関係を作る。そして会合にかならず「お土産」を用意する。
・政府高官の人事情報を誰よりも早く入手し、入手したらすぐに挨拶に伺い、その人が昇級したら再度挨拶に伺う。
・交渉の際は番頭を狙い撃ちする。番頭に取引を持ちかけ、渋ったら「今後一切御社とは取引しません」というメモにサインしろと迫る。番頭は意思決定できないので、とりあえず商品を置いてもらえることになる。
・どこの土地に行っても最初に公安局、公安局長とは仲良くなっておく。
・血縁、地縁を大事にする中国の風習を理解し、政府高官の血縁と仲良くなっておく。日本に帰ってきても関係を絶やさなければ、彼らから最新の情報が渡ってくる。
・日本人は白黒はっきりさせるのが好きだが、中国はまだら色。適当に真面目で、清濁あわせ呑み、好奇心強く、政府の役人や政治家とつきあって情報を取ってきたりロビー活動をするのを苦にしない性格でないと中国ではやっていけない。さらに、中国の歴史や文化、習慣を頭に徹底的に叩き込んでおくべき。同時に、日本の歴史や文化も理解しておかなければならない。

中国人と付き合うために理解しておくべきこと
・中国は朝令暮改の国。日本企業がある土地に工場を建て、その後その土地のインフラが整うなどして地価が上がると、道路拡張などを理由に立ち退きを迫り、渋ると共産党員を動員して嫌がらせをする。
・中国企業は自社の利益につながるならどことでも組む。日産と組みながらトヨタと組んだって不思議ではない。組んだら徹底的に利用し、技術を盗もうとする。中国でのビジネスは「情」をからませたほうが絶対に負ける。
・日本には中国政府と契約している「コアマン」と呼ばれる中国人の「日本ウォッチャー」が270人ほどいる。政府の役人に限らず民間人であっても日本に情報源を持つ人は多く、情報ネットワークがきっちりできている。
・トヨタは中国から、日本の自動車会社で最初に中国に進出しないかと持ちかけられた会社だが、その条件として図面の提供を求められ、オファーを突っぱねた。同時期にフォルクスワーゲンも中国への進出を持ちかけられたが、彼らは図面を提供した。だが、その図面は二世代も前のものだった。日本人は生真面目にとらえすぎ。それでは中国ではやっていけない。
・中国人は面子を大事にするので、「あなたにこれができるか?」という質問はNG。「没問題(問題ない)」としか返ってこない。「こういう仕事をしたことがあるか?」などと事実を問うべき。ただし、とことん付き合ったら彼らほど義理堅い人間はいない。土地柄でも異なり、北京人は面子を意識するが、上海人とのトラブルは金でカタがつく。全般的には中国は拝金主義と思っておけば痛い目にあわずにすむ。
・酒に対する考え方は日本と全く違う。まず飲ませられる。そして、酒につぶれる人間は徹底的に侮蔑される。面子を大事にするので席次には注意する。招かれたときには食事は残す。すべて食べてしまうと「食事が足りなかった」という意味になってしまい相手の顔をつぶしてしまうことになる。

中国ビジネスに「本当に」必要なことが書かれている本です。同時に、中国ビジネスの厳しさを思い知らされました。