2008年11月30日日曜日

集客に燃える公立図書館

千代田区中央図書館が日経の夕刊で紹介されていたので、行ってみました。

九段下の近くでアクセスはまあまあ。「キャレル席」と呼ばれる自習用の机がいくつかあって、そこの予約をとるのがなかなか大変。ただキャレル席はパーティションで仕切られていて集中するにはよさそう。

叢書数もまずまずで整理されていてわかりやすく、映像などのコンテンツもあり、困ったことがあれば対応してくれるコンシェルジュが常駐しています。フロアは明るく清潔で、かなり居心地のよい空間です。小泉八雲特集とか、独自の企画もしていておもしろい。図書館を表彰するランキングで1位をとっていましたが、それも理解できます。

それにしても、公立の図書館がここまで集客に注力する理由はなんなのだろう・・・ユーザ数が少ないと、次年度の予算取りなどに不都合が出るのでしょうか?

また、これはどこの図書館でもありますが、処分する本を「リサイクルコーナー」として自由に持って帰れるようにしていて、私は今日は3冊もらって帰ってきました。

ただ、最近はほしい書籍を買うくらいの余裕はあるし、カフェとかくつろぐ場所も身近にたくさんあるので、正直言って図書館に行く積極的な理由はありません。またヒマがあれば行ってもいいかな。

紅葉狩り

そろそろ紅葉の季節かと、昨日汐留にある浜離宮に行ってみました。

もう12月にもかかわらず、意外と紅葉していません。イチョウは比較的黄色く色づいていてきれいでしたが。モミジは朱色ではなく、濃い赤になっていて、こんな色だっけ?と思ってしまいました。あとはまだ緑の葉の木が多かったです。

浜離宮は海岸のため風があり、結構寒いんです。こんなに寒いのに、なんで紅葉してないんだろう?地球温暖化の影響か?とか思ってしまいました。とはいえ、心静かに散歩できてそれはそれでよかったです。

東京で星空を見る

11/24(月)は、なんとなく池袋周辺をうろうろしていました。

初めて知ったのですが、池袋のサンシャインシティにプラネタリウムがあるのです。プラネタリウムなんて何年も(あるいは何十年も)行った記憶がないので、どんなもんかと見に行ってみました。

オーソドックスな星座紹介とかでした。まあ、悪くはないけど・・・せっかくの球状スクリーンなのだから、その立体感ある映像を生かして、もっとスピード感だしたアトラクションにするとかあるのではと思いましたが、それだとプラネタリウムにならないのかな。

あとは、前のほうに座るとかなりつらいです。早めに行って、後ろのほうの席を取らないと、首が著しく疲れます。

そのまま帰るのももの足りないので、同じくサンシャインの中にあるナンジャタウンに行ってみました。いろんな地方の変わったアイスクリームがあって、私はわさびアイスを食べてみました。変な味・・・でも辛味があっておもしろかったですね。

ピカソはもっとゆっくり観たい

11/23(日)は、時間があったので六本木の新美術館にピカソを見に行きました。

いろんな時代のピカソの作品がありましたが、やはりカラフルでリズム感のあるキュビズム、あるいはモデルを抽象化して無機物みたいにした作品がおもしろいですね。初期の作品や、ブラックのモノマネみたいな作品、それと彫刻はあまりおもしろくない。

それにしても新美術館にピカソとか呼ぶのはよくないかも。三連休ということもあり、観光客が来過ぎていて作品を落ち着いて見られない。まあ、美術館の経営上はお客さんがたくさん来てくれるのはいいことなのだろうけど・・・

それにしても人がちょっと多すぎて、最後のほうは疲れてしまいました。展示スペースをもっと広く取り、展示作品数をもっともっと多くしないとゆっくり楽しめません。

小さいラケットは使いにくい

バタバタしていてなかなかBlogの更新ができません。というわけで最近の話をまとめて。

まずは11/22(土)。テニス部の練習に行く。いつも使っているラケットよりも、一回りフェースの小さいのを試してみたところ、振り抜きがよくサーブやフォアハンドストロークの調子が非常によい。ですが、ラケットが軽すぎてバックハンドストロークに力が乗らないのと、ボレーがスイートスポットに当たらない。やはり、もう少しうまくなるまではフェース面の大きい、重めのラケットを使うことにします。

帰りは同期の友達と、新横浜にできたキュービックプラザというモール内のレストランで、だらだらとすごしました。

2008年11月21日金曜日

商工会議所とプライベートブランド

この前の日曜、あるカンファレンスへの出席のため、商工会議所のセミナールームに行ってきました。そこで出されたのがこのお茶。一見何の変哲もないお茶ですが、よく見ると「東京商工会議所・オリジナル」の文字。どこかの飲料メーカーのお茶に、パッケージだけつけたのかなとも思いましたが、製造者欄にも、東京商工会議所、とあります。もちろん中身まで商工会議所が作っていることはないと思いますが、プライベートブランド的にお茶を作っているわけです。

でも、なぜ?東京商工会議所は日本にひとつしかないし、たいして人も来ないし、独自にお茶なんか作って採算とれるのかな・・・なんて思います。

おそらく経済的な理由ではなく、商工会議所という立場の中立性から、表立って特定のメーカ名を記載できないのでしょう。

いずれにしても、このお茶は東京商工会議所でしか飲めません(と思う)。味は普通ですけど(伊藤園系かな)。ちょっと面白かったので写真に撮っておきました。

2008年11月15日土曜日

歌舞伎にはまる

今日はなんとなく朝から海鮮が食べたくて築地市場に行ってみました。豊洲に移るという話もあるし、最後の築地を見るという意味もあって。
まぐろ丼を食べて場外市場をうろうろしたあと、腹ごなしに銀座のほうに歩いていくと、歌舞伎座なるものがあります。何度か前を通ったことはあったのですが特段興味を持ったこともありませんでした。
ふと看板のようなものがあったので見てみると、「一幕900円」の文字。最低1万円以上はかかるようなイメージを持っていましたが(実際通常の席は値が張るのですが)、歌舞伎座には一番後ろの席で一幕、1.5時間程度だけ、飛び入りで観るというシステムがあるらしく、安いし時間も短いし、ちょうど二幕目が始まるタイミングだったので観てみました。私にとっては、初めての歌舞伎です。

演目名は覚えていませんが、歌舞伎といっても連獅子などのようないわゆる「歌舞伎」というタイプのものではなく、江戸時代ころの下町の人情物語でした。一番後ろの席だったためよく見えなかったのと、歌舞伎口調なので、何を言っているのか完全には理解できないところもありましたが、物語としては以下のような話だったのかなと思います。

あるお武家さんを騙して大金をせしめた女とその旦那の夫婦が、その武家から逃げるためにある屋敷に引っ越してきたところから物語が始まります。その屋敷は幽霊が出るとして有名だったり、屋敷の家主が女の兄だったりとドタバタ劇がありながら、ある日武家がその屋敷に訪ねてきます。
何とか命だけは助けてもらおうとする夫婦を武家は許し、退去します。そこまでしてお金がほしかったのは、実は旦那の父親が仕えていた、今は破産してしまったご主人様を救うため。
いろいろありながら、旦那が屋敷を不在にしているときに、武家は再度屋敷を訪れ、怒りに任せて女を切り捨ててしまう。
舞台は移って武家のあばら家。そこに現れたのが旦那の親父。親父は息子から預かった大金をその武家に渡そうとする・・・つまり、旦那の親父のご主人様こそが、武家その人だったのである。その事実に気づいた旦那と旦那の父親、そして武家は悲嘆にくれ、幕が閉じる。

カラッとした江戸っ子の性格や、ユーモアのある言い回しに渋い声、悠々としながらも繊細な役者の立ち回りに引き込まれつつ、舞台装置や照明、プリミティブな効果音に緊張したり驚いたりで、はっきり言っておもしろすぎ。ミュージカルより歌舞伎のほうが、断然おもしろい。といっても、ミュージカルも歌舞伎も一回ずつしか観たことないけど・・・。
親族関係や事象の因果が絡み合っていて、ストーリーとしてのエンターテイメント性も十分だし、喜怒哀楽の情緒たっぷりで、時々観客席から飛ぶ「紀伊国屋!」「万屋!」なんていう掛け声までが場の雰囲気を形作っています。昔の人はこうやって楽しんでいたんだなぁ・・・と感動してしまいました。これを900円で楽しめるとは。銀座の楽しみ方がひとつ増えました。

2008年11月11日火曜日

いまさらながら

今さらではありますが、ちょっときっかけがあったので、手にとって読んでみました。といっても私は読むのは初めてでしたが。

大前研一 ”企業参謀”

MBAの入学生や、新入社員のビジネスマンがよく読む本らしく、確かに基礎的なことが書かれてあります。ただし、かなり昔に書かれた本にもかかわらず、とても体系だっていてわかりやすい。具体的ですぐに使える考え方も掲載されています。気になった点をいくつか要約しておきます。

・問題発見のコツは、問題点の絞り方を現象追随的に行うこと。現象の洗い出し、グルーピング、抽象化を通じて課題を抽出する。

・中期経営計画の策定は、以下の8つのプロセスですすめる。
①目標値の設定
②既存事業をあるがままに行った場合の基本ケースの確立
③原価低減改善ケースの算定
④市場・販売改善ケースの算定
⑤戦略的ギャップの算定
⑥戦略的代替案の摘出
⑦代替案の評価選定
⑧中期経営戦略の実行計画策定

・⑤戦略的ギャップとは、オペレーショナルな努力の限界値と目標値のとの差であり、戦略によってこれを埋めることを狭義の企業戦略と呼ぶ人もいる。

・事業ポートフォリオ管理は「自社の強みを表す変数」を横軸に、「業界の魅力度を表す変数」を縦軸にとったマトリクスで評価する。PPMはその一例。

・マーケティングは「製品・市場戦略」と呼ぶべき。すべての経営課題は製品・市場戦略にその根源と解決の緒を見出すことができる。製品・市場戦略策定のプロセスは、以下の7つのプロセスを、ひとつずつの製品、市場について丹念に実施することが必要。
①市場性の動的把握
②内部経済の分析
③競合状態の把握
④KFSに照らした自社の強さ、弱さの客観的理解
⑤改善機会について仮説の抽出、評価
⑥改善実施計画作成、実施
⑦モニタリング、軌道修正

・参謀が戦略思考家たることを妨げる五戒とは以下のとおり。
①「if」という言葉に対する本能的恐れを捨てよ。代替案を考えることに不精するな。最悪のケースも常に想定せよ。
②完全主義を捨てよ。相手よりもほんの一枚上をゆく市場戦略を、タイミングよく実施することが勝負のカギだ。
③KFSについては徹底的に挑戦せよ。常に何がKFSであるかという認識を忘れず、全面戦争ではなくKFSに関する限定戦争に、徹底的に挑め。
④制約条件に制約されるな。一足飛びでも理想的な状態を思い描ければ、制約条件を構成する障害物が特定される。
⑤記憶に頼らず分析を。常識や疑問の余地のない対象に対しても分析を怠らないこと。

・企業戦略とは「競争相手との相対的な力関係の変化を計画すること」であり、収益性の改善や組織改革、人材育成などのオペレーショナルな改善とは区別するべき。頭の働かせ方も全く異なる。その方法には3つある。
①経営資源の配分の面で、相手よりも濃淡をつけ、KFSに集中的に資源を注入して優位に立つ方法
②直接競合していない製品における技術や販売網などをうまく当該製品に反映させる方法
③相手のやらないことをこちらが積極的に開拓して市場を切り開く方法

・KFSを見つけるためには企業活動を上流から下流へ分解する。そして、硬直状態に陥った場合には、常識的な意味でのKFSから離れることを考える。

・成功した事業には、次の四つの要件が必ず見られる。
①事業領域の定義が、明確になされている。
②将来の予言ではなく、現状の分析から将来の方向を推察し、因果関係について極めて簡潔な論旨の仮説が述べられている。
③自分のとるべき方向について、いくつかの可能な選択肢のうち、比較的少数のもののみが採択されている。また、選択された案の実行に当たっては、かなり強引に人、もの、金を総動員して、たとえ同じようなことを行っている競争相手がいても時間軸で差が出ている。
④基本仮定を覚え続けており、状況が全く変化した場合を除いて原則から外れない。

さすが、考え方をすぐにでも応用できそうなレベルにまで具体化されていて、海外で教科書として使われているのもよくわかります。なかなか勉強になりました。こういう本を30代で書いたという能力と経験は恐るべきだと思います。


2008年11月2日日曜日

週末返上でテニス

10/25-26は、会社のテニス部の合宿で千葉の白子という場所へ行っていました。久々に大学のサークル気分を味わいました。

今回の合宿では、やはりグリップワークにてこずりました。久々にラケットを握るときは、少し短めに握るのがよいということ、私の使っているラケットは上級者用で、重く、遊びでテニスをやる人には向かないということ、がわかりました。でもラケット買い換えるのもなぁ・・・ということで、しばらくは同じラケットを使うつもりです。

テニスの練習以外にも、会社の他本部の動向を聞けたり、あまり話したことがなかった方と仲良くなれたりしたのがよかったです。千葉はヨウ素の産出地として有名らしく、ヨウ素温泉も楽しみました。同期につれられて、一晩で3回も入ってしまいましたが・・・

写真は、帰りに海ほたるを通過するところです。真っ暗で見えないですね。

氷の女王の椅子

10/18(土)に、六本木21_21ミュージアムに行ってきました。NYでアート熱にやられてしまったようです。

21_21は安藤忠雄氏がデザインしたコンクリ打ちっぱなしを貴重とした建物です。ここの特徴は、無名で新進気鋭のアーティストをとりあげるというところにあります。美術的価値はよくわかりませんが、企画は毎回非常におもしろいです。

今回のモチーフは「結晶」。自然現象が勝手にアートを作り上げるという趣旨でしょうか。非常に濃度の高い、ミョウバンか何かの溶液の中にソファ(の形をした型紙)や、フェンスなどを浸して、その周りに巨大な結晶を生成するというもの。ソファはその周りを透明な結晶にびっしりと覆われて、氷の世界の椅子のようになります。

結晶のでき方が非常に美しく、一辺が3センチくらいの巨大な正八面体を生成していて驚き。「これって何の溶液なんですか?」と聞いてみたところ、「それはお教えできないことになっています」とのこと。そりゃそうかな。

大学めぐり



仕事の都合で、大学を周っていました。

上から、阪大、京大、一橋、東大です。やっぱり学食はいいなぁ。

エレクトロニクスの祭典

10月に入り多忙になり、更新するのをサボっていました。過去にさかのぼって更新します。

まずは10/4(土)に、エレクトロニクスの祭典であるCEATECに行ってみました。0.3ミリの厚さの有機ELディスプレイ、楽器になる携帯電話など、おもしろいものがたくさん出ていました。Sonyが出展していた9.9ミリ厚保の有機ELテレビは、市販にこぎつけたようですね。

やはり見栄えがするのはハードウェアですが、ハードウエア面で革新的なのはコンセプトメイキングであって、技術的な革新性を感じたのは、主にソフトウエアでした。

縦型巨大ディスプレイで、テレビ電話のようにコミュニケーションをするとか、手で触るとディスプレイ上の画像が変形するなど、バーチャル・リアリティの実現に向けて技術は進化しているなぁと感じる一方で、その進化のスピードは、実際のおころ驚くような速さでもない、というのも率直な感想です。AppleのiPhoneのような破壊的イノベーションを感じさせる技術は見当たりません。やはり日本人はコンセプトメイキングが苦手なんでしょうか・・・

帰りは月島で、もんじゃを食べました。この「もん吉」というお店は、来日したブラッド・ピットも訪れたという有名店だそう。店内には著名人のサイン、写真だらけでした。おいしかったです。


NYはアートの中心地

引き続きNY。出張なんだけど、せっかくきたので遊びまくりです。

NYにはアートサイトもたくさんあります。中でもメジャーなのが、メトロポリタン、MOMA、グッゲンハイムの3つでしょう。というわけで
3つとも行ってみました。ただ、金曜日以外は閉館も早いため、ほとんど見て回れませんでしたが。

MOMA
ミッドタウンの真ん中にあるのでアクセスしやすいですね。仕事を終
えて向かったため、閉館15分前に駆け込んだのでほとんど見て回れませんでした。
比較的理解しやすいアートが多かったように思います。世界のモダンアートの牽引車として、「何だコレ?」というような、より先鋭的な作品に期待したいですね。ところで、エントランスにあった、巨大なオベリスクが撤去されていましたね。あれはどこに行ったのでしょう。?

グッゲンハイム美術館
ここは初めて行きました。フランク・ロイド・ライトが設計した渦巻状の概観で、非常に楽しみにしていたのですが、なんと、所蔵作品が海外での展示のためにすべて搬出されている!ぐるぐる巻き部は改装中で入ることすらできませんでした。

狭い場所で、アメリカ人の写真家の特別展をやっているだけ・・・私は写真はあまり興味がないので、本当にがっかりです。入館するときに、チケットの販売員が、何かよくわからないことを言ってたなぁと思いながら、英語についていけず購入してしまいましたが、こういうことだったのですね・・・せめて入館料を下げてくれればいいのに。残念でした。

メトロポリタン美術館
アートの中心地でもあるNYのなかでも、やっぱりメトロポリタンが圧倒的にすばらしいですね。MOMA、グッゲンハイムに行くよりも、メトロポリタンに3回行った方がいいかもしれないと言えるくらい。太古の彫像から、中世のフレスコ画、最新のモダンアートまで、何でも揃っています。一つ一つの作品もすばらしいです。メトロポリタンはゆっくりまわりたかったので、金曜に行きました。20時くらいまで開いてます。

今回はいろいろ発見がありました。

・これまであまり好きじゃなかったPicassoが好きになった
・あまり古い作品は好きじゃなかったが、Vermeerは別格だった
・イギリス人版画家のCyril Powerという人の作品は最高におもしろい
・巨大なモダンアートはちょっと疲れる
などなど

美術館めぐりをするたびに、自分でも絵とか描こうかな・・・とか思うのですが、なかなか手が出ないですね。スケッチブックやスケッチ用鉛筆などは、大量に買い込んでいるのですが。水彩画セットでも買ってみるかな・・・

とにかく楽しいNY出張でした。私の会社にはNY拠点があるのですが、先日そこから研修で社員が来日し、私がお世話して仲良くなりました。「NYに来たら声をかけて」と言ってくれたので、近いうちにまた行きたいですね。


金融危機の震源地

10/8~10/12、ニューヨークに行っていました。仕事で行きましたがウォール街やミッドタウンの雰囲気を見てきました。まあ、NYはアメリカの実情を表さない、なんて言われるとおり、金融不安など全く関係なく、観光客で活気のある雰囲気でしたが。

ウォール街は平日ながら、観光客だらけ。みんな金融危機の震源地を一目見ようと、お祭り騒ぎです。スーツ姿の人はほとんどいません。建物の中はきっと全く違う雰囲気なのでしょう。

偶然ですが、共和党のペイリンさんのそっくりさんが颯爽と歩いているのとすれ違いました(写真参照)。選挙に向けたパフォーマンスでしょう。周りの人々
に手を振っています。でも、彼らは観光客なので、選挙権ないんだけどね・・・。米国の占拠は一大フェスティバルで、楽しそうですね。

五番街にあるアップルストアも大盛況。店内は芋を洗うよう。あちらのアップルストアは、店内にあるiPhoneで普通に電話できたりもするので、携帯の電池が切れた人が、ただ電話をかけるためだけに立ち寄ったりもしているみたい。おもしろい。

ミュージカルも盛況。さすが本場のブロードウェイですね。まあ、こちらもおそらくは観光客ばかりなのでしょうが。

あいかわらず街のあちこちで工事ばかりしていて、タバコと香水のにおいが充満する、世界で一番おもしろい場所のひとつ。やっぱり好きだなぁ・・・