2008年11月2日日曜日

氷の女王の椅子

10/18(土)に、六本木21_21ミュージアムに行ってきました。NYでアート熱にやられてしまったようです。

21_21は安藤忠雄氏がデザインしたコンクリ打ちっぱなしを貴重とした建物です。ここの特徴は、無名で新進気鋭のアーティストをとりあげるというところにあります。美術的価値はよくわかりませんが、企画は毎回非常におもしろいです。

今回のモチーフは「結晶」。自然現象が勝手にアートを作り上げるという趣旨でしょうか。非常に濃度の高い、ミョウバンか何かの溶液の中にソファ(の形をした型紙)や、フェンスなどを浸して、その周りに巨大な結晶を生成するというもの。ソファはその周りを透明な結晶にびっしりと覆われて、氷の世界の椅子のようになります。

結晶のでき方が非常に美しく、一辺が3センチくらいの巨大な正八面体を生成していて驚き。「これって何の溶液なんですか?」と聞いてみたところ、「それはお教えできないことになっています」とのこと。そりゃそうかな。

0 件のコメント: