2009年5月17日日曜日

札幌を満喫

先週は週の半分が出張で、木曜から京都で、関空経由で札幌に入り、昨日東京に戻りました。京都はしょっちゅう行っているので特に何もありませんでしたが、札幌はあまり行ったことがなかったので楽しかったです。仕事上お世話になった方がいま北海道大学で教授をしており、昨日は土曜ということもあって、ご夫妻で半日札幌を案内してくださいました。

藻岩山から札幌前景を眺め、そのあと市街地をドライブし、北海道大の中を散歩しながらご案内していただき、昼食を食べてお土産を買い物して帰りました。

札幌は190万人を超える市民を抱える巨大都市。藻岩山山頂から全景を俯瞰すると、昨日は快晴だったということもあり、都市に住宅街、市内を流れる豊平川、日本海、まだ雪が残る山々と、味わい深い風景が眼下に広がり、日差しはありながらからっと涼しい気候も影響してか非常に気持ちがリフレッシュされました。

街中をドライブしていると、ニューヨークや京都などと同じように碁盤の目に区画され、非常にわかりやすい。屯田兵制の名残でしょうね。町並みは近代的で何でもありますが、大通公園(雪祭りが行われるところ)が人々の憩いの場になっていていい感じ。

北海道大は国立大の中でも最大の敷地面積らしく、確かに土地の使い方が贅沢。今の時期、よさこいソーランの練習をする集団がそこここに見られ、声をはりあげて(ほとんど絶叫といってもいいほどに)必死に練習する姿に心が洗われます。

また、芝生の上には至る所でビニルシートが敷かれ、バーベキュー(北大では「ジンパ」:ジンギスカンパーティと呼ばれるように、羊肉です)の準備がされています。学生生活を満喫していて楽しそうです。飲みに行くのと同様の気軽さで、彼らはバーベキューをするようです。そのため生協には羊肉、野菜等がセットになったパーティセットが売られていたり、ビニルシートやバーベキューセット一式を借りられるようになっていたりするとのことでした。


その後北大を後にし、札幌駅周辺で寿司を食べたのですが、駅周辺は尋常じゃなくショッピングスポットが集中しています。札幌の人々の需要を吸い上げるのにこれだけの物量が必要なのか?と思ってしまいましたが、札幌には車で2時間程度のエリアから人が集まり、たとえば旭川あたりからも買い物に来るということでした。消費の一大拠点である札幌は、観光地としては少し下火になってきているようですが、道内の需要を一手に吸収する場所としてはますます強大になってきているという印象です。

住むにも非常に便利そうでした。ただ、寒さがつらいですね・・・この時期でも、特に夜はスーツ姿でも肌寒く、豊平川では雪捨て(雪かきした雪を川に捨てる)が行われていたくらいです。私は何より寒さが苦手なので・・・。

帰りはロイズのホワイトチョコチップスと、花畑牧場の生キャラメルを買って帰りました。ロイズのチョコレートのチップは有名ですが、ホワイトチョコのバージョンはホワイトデー限定で出して人気を博し、普通に売られるようになったそうです。

花畑牧場のショップは想像通り大盛況で、飛ぶように売れていましたね。ただ、生キャラメルというのは製造が簡単で、原価も非常に安いことから模倣品が続出しているようです。もともと花畑牧場が考案した商品でもないようですね。花畑牧場のショップはどこも大行列とのことですが、札幌駅のショップは比較的買いやすいということで私は札幌で買いました。冷蔵用のドライアイスは新千歳空港のショップで無料で交換してくれるという裏技も伺ったのですが、空港のショップが見つからずそのまま帰ってきてしまいましたが、特に溶けたりしなかったので安心しました。正直言って想像通りの味、食感で、そんなに話題になるほど驚くようなお菓子でもなかったです。

あくまで出張で来ていたので観光したのは土曜の午前中だけでしたが、今度は夜も楽しんでみたいですね。

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