2008年6月17日火曜日

引き続き京都を味わう

京都から帰ってきました。今日は午前中、少し時間があったので二条城に行ってみました。もう仕事で出張しているのか観光しに来ているのかわかりません。まあ、いいか。

小学校の修学旅行で一度訪れたことがあるのですが、ウグイス張りとか狩野一派の描いたふすまなどディテールの一部だけ覚えていて、城って名前がついている割に地味なイメージがありました。

ですが、大人になるとその味わいがわかるものです。想像以上に広い二の丸(本丸は入れません)内に圧倒されたり、絢爛豪華ではないが意匠を凝らした書院造に風流を感じたり、大政奉還をした広間を目の前に歴史に想いを馳せたり、雄大な庭園を散歩しながら将軍気分を味わったり、と、気に入りました。二条城はかなりいいね。

徳川家の別荘みたいなものかなと思いますが、時代が時代なら敷地に近づくことすら一生かなわなかったわけで、そんなところを気軽に散策できるなんてある意味ラッキーですね。

先輩と昼から仕事をこなして、東京に帰ろうとタクシーで京都駅に向かっていたら、鴨川沿いの飲み屋が座敷を外に張り出して、みんなオープンエアで飲んでる。タクシーの運転手に聞くとそのあたりは先斗町(ぽんとちょう)と言うらしく、夏の風物詩らしい。

というわけで先斗町に潜入。
ここも京都らしさ全開の風流な場所です。酔ってしまい帰りの新幹線は爆睡でしたが、京都を存分に楽しめた出張でした。

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