2008年8月18日月曜日

暗黙知を積んでもっと遊べ

BiZNEXTというフリーペーパーをぱらぱら見ていたら、トリンプ元社長の吉越浩一郎氏のインタビューが掲載されていました。最近ちょっと気になる人です。

彼の持論は「全ての仕事に締め切りを設け、生産性を上げて残業をせず、オフをしっかり楽しむ」ということ。今回の記事もそういう主張がされていたのですが、おもしろかったのは「いかに生産性をあげるか」ということについてです。

彼の答えは、「方法論を学ぶのではなく、仕事ができる人から技を盗み、それを暗黙知として積み上げる」でした。生産性の話になるととかく形式知化、ナレッジマネジメントの話が出ますが、それとは逆のことをおっしゃっていて大変興味深い。

その結果たっぷりできたオフの時間を「遊び」に使えとのこと。日本人は仕事の対極に「休み」をおいていて、休暇は体力を回復させるものと考えているが、欧米人は「遊び」をおいていて、体力を常に維持しているのは前提でありリフレッシュこそがモチベーションを高めるものだと考えている、というお話は大変参考になります。

私は今週末も土日ともにフルで遊んでいたので、「明日から仕事なんだから、ちょっと休めば良かったかな・・・」なんて思ったりしましたが、休息は平日からしっかりとり、土日はフルで遊ぶ生活を続けたいと思います。そのためにも、平日の仕事の生産性を上げなければ・・・

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