2008年8月23日土曜日

コミュニケーション力の定義

先日オフィスで隣に座っている先輩と、コミュニケーション力の話をしていたときのこと。コミュニケーション力の定義のひとつとして彼が言っていたことがちょっとおもしろかった。

「どんな人とも分け隔てなく、上手に話ができることをしてコミュニケーション力があるとは言わない。それは人間として当たり前のこと。
コミュニケーション力とは、相手が言葉にしていないこと、あるいはごまかそうとしていること、隠そうとしていることを、表情やしぐさ、身振り手振りから推察する能力のことだ」

なるほど・・・と思ってしまいました。私は何でも効率的に伝達したいと思うタイプで、できるだけ論理立てて言語化することが習慣になっています。それはそれでよいのですが、それが当たり前になってしまっているために、以心伝心する力や気配を読む力が十分に身につかなかったところもあったかも。

きっと、ウソをつかれたり、だまされたり、隠し事をされたり、ごまかされたり、裏切られたりという経験をたくさん積まないと、彼の定義するコミュニケーション力は養えないのかもしれないなと思いました。

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