人事関係の雑誌ですが、シリコンバレーを取り上げていて面白かったです。
Works 89号 ASTD・シリコンバレー特集
ASTDは相変わらずの奇抜だけど面白そうなカンファレンスですが、人材開発の世界的な潮流がよくわかります。
トレンドとしてはやはり「ポジティブ・アプローチ」「ストーリーテリング」それから「即興」もブームになりつつあるみたいですね。
シリコンバレー特集では、「イノベーション・コンサルティング」を手がけるSYパートナーズという面白そうな会社が紹介されています。
要はコーチング+アイデア出し、というようなビジネスモデルのようですが、面白いのは、ここの社員のバックグラウンドが、アート、生物学、心理学、歴史、、、とばらばらで、元戦略コンサルタントもいれば元詩人もいて、そんな多様性がもたらす「カオスチーム」がイノベーションの必要条件になっているという発想。さらに職場としてガツガツした雰囲気がなく、ヒエラルキーがなく、安全であることを大事にしているというところ。
オフィスに共同キッチンがあって、みんなで料理をつくったり食べながら会議したり、という雰囲気もいいですね。シリコンバレーの小さな会社では普通のカルチャーなのかもしれません。
特集ではいろいろな小さな会社が紹介されているのですが、それにしてもスタンフォード大学出身者の多いこと。やっぱり面白そうな大学です。
特集とは関係ないですが、巻末にキッザニアを紹介する記事があって、キッザニア内の写真がいくつか掲載されていました。驚くべきリアリティです。
ジョンソン・エンド・ジョンソンがスポンサードする病院では、医師の研修用に開発された本物の手術用機器を使用するため、年間経費が数億円に上るそう。すごい。一度行ってみたいですね・・・子供がいないと入れないのだけど(泣)
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