2008年9月22日月曜日

経営者になった先輩

金曜に会社の元先輩と昼食をご一緒しました。彼は私の会社を退職し、父親の家業を継ぎ会社経営に携わっています。新しい事業を立ち上げるとかで、非常にエネルギッシュでした。
その中で言っていたことは3つ。

①周辺部隊がイノベーションを生む
会社ではみな主流部隊に自分を位置づけたがるが、イノベーションは往々にして周辺部隊から生まれる。なぜなら周辺部隊の方が危機意識、ハングリー精神が強く、また周辺は外界との境界にいて外の情報に敏感だから。 

②世の中にはいろいろな職種があるが、意識しないほうがよい。個として何をやるかが先にあり、職種を使ってその実現にいかに近づくかが重要である。

③変革を成し遂げるには7つの能力を育てる必要がある(七育)。その7つとは、徳育(人間的魅力)・知育(スキル・知識)・体育(健康)・美育(感性)・遊育(遊び心)・家育(家庭環境)・財育(資産)である。これらすべてに超長期的+短期的な目標を設定し、それを実現させることが必要。

どれかひとつだけ鍛えても伸びない。 やはり生きるか死ぬかの世界でがんばっている人の言葉は重いです。「土日なんてあるわけがない」という言葉も心に刺さりました。

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