2008年4月1日火曜日

新年度を迎えるにあたり

今日は年度末。明日から違う会社で働く同期を囲んで飲みました。久々に同期で飲みましたが、みんな仕事について、しっかり「語れる」ようになっていて、「みんないい仕事をしているな、仕事を通じて成長をしているな」と思いました。仕事についての価値観は様々ですが、価値観が様々であることが明確にわかるほど、それぞれが自分の仕事に、自分の成長に、そして今の自分の能力に自信を持っているのを感じました。

同期の送別の場ということを忘れて、例えば「会社は株主のものか、ステークホルダーのものか」「ファンドと事業会社の企業買収のメリット・デメリット」「我々の仕事のどこに価値があるのか」など真面目なテーマに議論を戦わせる場面もありました。

みんなそれぞれによって立つ経験があって、そこから主張する意見があって、しっかり考えているなぁと感心するとともに、同じ仕事をしている同期のみんなに比べて、私はまだまだ勉強が足りないなと深く反省しました。いや、必要なのは勉強ではないかもしれません。知識ではみんなが私より詳しいことも、私がみんなより詳しいこともありますが、仕事に対する哲学のようなものが、自分の中でまだ強固に確立されていないのかもと思います。キャリアビジョンの具体性が低いのかもしれません。

みんなからよい影響を受けつつ、それでも私は私で自分のビジョンを明確にして、今の仕事をそのビジョンの中に位置づけ、積極的に行動を起こそうと気持ちを新たにしました。新しい年度をむかえて、自己を内省するよいきっかけとなりました。

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