2008年2月8日金曜日

広報部長と社員食堂でランチ

今日は午前中、広報部で打ち合わせをしたあと、
広報部長とふたりで社員食堂に行きました。

広報部長は、私が入社する前の、私の部署の部長を
務めていたので、いまも私の部署のことをいろいろと
気にかけてくれています。

いろいろ話をしたのですが、
「部長として、部下にどうあってほしいか」
「どういう部下を育てたいと思っているか」といったことを
たずねてみました。

広報部長の答えは、まとめると
「レバレッジの効くビジネスを創ることができる人」
ということでした。

レバレッジの効かせ方にはいろいろあります。
特許や商標などの権利を保有し、そのライセンスを付与することで
ゼロコストで収益をうむビジネスもありますし、
再生ファンドのように、不採算の企業に資本を投じ、
経営陣を送り込んで再生し、投じた資本を何倍にもして
回収する方法もあります。

そして、そういうレバレッジの効いたビジネスを創れる人とは
どういう人なのか、事例などを交えながら教えてもらいました。

広報部長のお話を、抽象度を上げて
私なりにまとめると、
次の5つの特性を持つ人かな、と思います。

・トレンド指向:時代の先を見すえて、次にどういうトレンドが
 きそうかを誰よりも速くつかもうとする意欲。
・市場計測力:想定するマーケットが、ターゲットに
 ふさわしいだけの大きさを持つと判断できる調査分析力。
・リスク許容性:同僚ですら不安視するアイデアでも、可能性があるなら
 リスクをとってチャレンジする勇気。
・価値でチャージする発想:人件費のかけ算でチャージするのではなく、
 可能な限りコストを抑えながら、価値をふくらませようとする発想。
・ねばりづよさ:誰も見向きをしないテーマであっても、ねばり強く、
 問題提起をし続けるエネルギー。

これらの5つの力は「能力」ではなく「特性」だと言えるでしょう。
どれも、スキルや専門性を磨くことでは、身につきません。

じゃあ、どうすればよいのか・・・

と、そんなことを考えているうちにお昼休みが終わり、
外出の時間になり、それをうかがう時間はありませんでした。

今度は飲みに連れて行ってもらおうかな・・・
またいろいろとお伺いしたいです。

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