2008年2月6日水曜日

冬の敵

誰しも冬になると風邪をひいたり、体調を崩しやすいものです。
おそらく、「寒さ」と「乾燥」がその原因でしょう。

私も冬になると、たまに体調を崩すことがありますが、
「まあ冬だから、しょうがないよな」
くらいに思っていました。

そんな中、先日検査した、花粉症の検査結果が返ってきました。
スギ花粉にもちょっとだけ陽性だったけど、
それよりも顕著に反応が出たのが
ハウスダストとダニでした。

そうか・・・でもなぜ?
毎週ちゃんと、掃除機とクイックルで部屋の掃除をしているし、
部屋に家具はほとんどおいていないから、
ホコリやダニに触れることなんて、それほどないはずなのに・・・

そこで先生から
「布団はどんなものを使っているの?」と尋ねられました。
なるほど、と納得。

どうやら犯人は「毛布」らしい・・・

私は毛布が大好きでたくさん使っています。ちょっと寒くなると
すぐに毛布にたよります。暖かくなっても、しばらく毛布を
片づけることはありません。

冬に体調を崩しがちなのは、寒さや、乾燥というよりむしろ、
「冬は毛布を使うから」だったのか・・・と思うと
自分にとっての謎がひとつ解けたようで、ちょっとうれしい。

・冬→寒い→血液の循環が抑制→体調悪化
・冬→乾燥する→体表面、粘膜系の水分低下→体調悪化
という、典型的な「冬」と「体調悪化」の因果関係が、頭の中に
先入観としてあったのだろうと思います。

ですがそれとは全く違うメカニズムが、自分の体に起きて
問題を起こしていたのかと思うと、
つくづく先入観というのは怖いですね。

それと同時に、ほんとうの原因を究明してくれた医療技術に
敬意を表します。

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